Google Meetは誰でも気軽に利用できるビデオ会議システムで、利用したことがある方も多いでしょう。
ただ、なかには「議事録代わりとして録画しておきたい」や「会議内容を録画してYouTubeに投稿したい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、Google Meetの録画方法や録画時の注意点などを紹介します。
気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
1.Google Meetの録画方法
Google Meetの録画方法としては、以下のとおりです。
- Google Meetの公式サイトにアクセスし、ログインを済ませたうえで「新しい会議を作成」をクリックする
Google Meetの録画方法:新しい会議を作成
- 画面右下にあるアクティビティボタンをクリックし、「録画」を選ぶ
Google Meetの録画方法:新しい会議を作成 - 字幕といった細かい設定をした上で録画を開始する
- 止めなくなったら録画を停止し、会議から退出して終了する

4つのステップで録画できるため、初めての方でもスムーズに録画できるでしょう。
なお、YouTubeではGoogle Meetでの録画方法を動画で紹介しています。
また、Google Meetの場合はGoogle Chromeに録画関係のプラグインが複数用意されています。
例えば「Google Meetの録画忘れ防止くん」は、録画し忘れないように通知を出してくれるプラグインです。
2.Google Meetで録画する際の注意点
Google Meetの録画機能は、手軽に利用できて便利そうに思えるしょう。
ただし、いくつか注意すべきポイントがあります。
2-1.無料プランだと録画できない
そもそもGoogle Meetの録画機能は無料プランでは利用できません。
有料の以下のプランに入っている方でないと利用できないため、無料で録画できることを第一に考えている方には不向きです。
- Business Plus
- Business Standard
- Essentials
- Education Plus
- Enterprise Essentials
- Enterprise Plus
- Enterprise Standard
- Enterprise Starter
- 保存容量が 2 TB 以上のプランに加入しているGoogle Oneのメンバー
- Teaching and Learning Upgrade
- Workspace Individual
※一部プランの場合はプラン加入とは別の条件あり
料金やプラン内容はそれぞれ異なっており、有料プランであっても録画機能が利用できないものもあります。
また、プラン自体も内容が異なるため、目的や料金に応じて選ぶと良いでしょう。
例としてBusiness Standardの場合、セキュリティ保護されたビジネス用メールアドレスの付与や2TBのストレージプール(1名あたり)、スケジュールの予約ページなどが含まれていて、1年契約の場合の月額が1,360円です。
もし録画機能を目的として有料プランに入ろうと考えているのであれば、きちんと録画機能が入っているのか確認して選ぶようにしましょう。
2-2.録画した動画はマイドライブに保存される
Google Meetで録画した動画はPC内に保存されるのではなく、Googleのマイドライブに保存されます。
保存が終わったらGmailに通知が届くため、きちんと録画できたのかどうかの確認としても役立ちます。
ただし、保存が完了するまで少し時間がかかる場合があるため、録画後に動画が見つからなかった場合は、少し時間を置いて確認してみると良いでしょう。
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3.無料でGoogle Meetを録画したいならFilmoraがおすすめ!
もしコストを抑えてGoogle Meetを録画したいと考えているのであれば、Filmoraを使ってみましょう。
Filmoraは基本無料で利用できる動画編集ソフトで、WindowsとmacOS双方で利用できます。
ここでは、Filmoraの基本情報を伝えつつ、なぜGoogle Meetを録画するのかおすすめなのか紹介します。
3-1.Filmoraの基本情報
そもそもFilmoraとは、株式会社ワンダーシェアーソフトウェアによる動画編集ソフトで、PCやスマホなどで操作できます。
豊富な機能と直感的な操作性が魅力で、動画編集未経験者の方でもハイクオリティな動画を作れます。
動画編集機能以外にも、上記で触れたスクリーンレコーダー機能や動画内の無音を見つける無音検出機能、動画作りのヒントにも役立つAI動画生成機能などの機能も搭載。
幅広い用途で活用できるソフトだからこそ、まずは無料版で機能性や操作性を確かめて使うかどうか決めてみるのがおすすめです。
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開発元 |
株式会社ワンダーシェアーソフトウェア |
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主な特徴 |
・初心者でも操作しやすい ・利用期間の制限がない無料版が用意されている ・YouTubeにて操作方法やテクニックに関する動画が投稿されていて、独学しやすい |
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主な機能 |
・スクリーンレコーダー機能 ・オートリフレーム機能 ・自動字幕起こし機能 |
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対応OS |
Windows・macOS |
3-2.FilmoraでGoogle Meetを録画するのがおすすめの理由
Google Meetでのビデオ会議を録画する際にFilmoraがおすすめである理由としては、以下の3つが挙げられます。
それぞれどのような理由なのでしょうか。
3-2-1.①手軽に録画できる
別の項目で触れたように、Filmoraは初心者でも扱いやすく、録画も手軽に行えます。
複雑な設定は必要ないため、サクッと録画したいときに役立つでしょう。
また、Filmoraの場合はGoogle Meetしか録画できないわけではなく、PCの画面内にあるものならまとめて録画可能です。
ゲームのプレイシーンやソフトの操作方法などを録画してまとめることもできるため、ビジネス以外のシーンでも役立ちます。
3-2-2.②録画した動画をそのまま編集できる
Filmoraの場合、録画した動画をそのまますぐに編集できます。
編集機能は充実しており、カットやトリミングはもちろんのこと、自動で字幕を作ってくれる機能やAIによるBGM生成機能なども備えています。
「自動字幕起こし機能」を使って、動画から自動的に字幕を生成しよう!
作った動画はそのままYouTubeやTikTokなどへ投稿できるため、インターネット上に会議内容を投稿したいときにも役立ちます。
3-2-3.③投稿したいサイトに適したフレームに調整できる
Filmoraにはオートリフレーム機能というものがあり、ワンクリックで自動的に動画をリサイズしてくれます。
Instagram向けに適した1:1のフレームや映画風の21:9にすぐ変えられるため、投稿したいサイトに合わせて調整できます。
Filmoraの新機能-オートリフレームを詳しく紹介と適用手順
4.FilmoraでGoogle Meetを録画する方法
FilmoraでGoogle Meetを録画する方法は簡単です。
以下のステップに従ってやってみましょう。
4-1.①Google MeetとFilmoraの準備をしておく
まずはGoogle MeetとFilmoraの準備をします。
Google Meetは公式サイトにアクセスしてGoogleにログインし、「新しい会議を作成」を選びます。
Filmoraの場合は、ソフトを起動してメインメニューからスクリーンレコーダーを選択し、録画エリアを指定しておきましょう。
4-2.②会議が始まったら録画を開始する
会議が始まったら、Filmora側で赤い録画ボタンをクリックしましょう。
そうすると録画が始まります。
4-3.③会議終了後に録画を止める
会議が終わったら、録画を止めましょう。
画面上に表示されるメニューバーから停止マークを選べばOKです。
4-4.④動画編集で見やすく加工して保存する
録画を停止すると、自動で編集画面に変わります。
必要ない部分をカットしたり、字幕をつけたりなどして見やすくしたら、エクスポートして保存しましょう。
保存方法としては、編集画面の右上にある「エクスポート」をクリックします。
その後、保存先やファイル名などを決めて、再度「エクスポート」をクリックしたら保存完了です。
5.Google Meetの録画に関するよくある質問
Google Meetの録画は簡単にできますが、なかにはいくつかの疑問を抱えている方もいるかもしれません。
そこで最後の項目では、Google Meetの録画に関するよくある質問を2つピックアップして紹介します。
5-1.Google Meetで録画できない場合はどうすればいい?
Google Meetで録画できない場合、いくつかの理由が考えられます。
主なものとしては、以下のとおりです。
- ビデオ会議の録画ができる有料プランに入っていない
- 管理者によって録画機能が無効化されている
- Googleドライブが無効化されている
- ビデオ会議の録画機能が有効になっていない
理由に関しては複数考えられるため、1つずつチェックしてみるのがおすすめです。
それでもできない場合は、今回紹介したFilmoraを使ってビデオ会議の内容を録画すると良いでしょう。
5-2.Google Meetで録画したはずなのに視聴できない場合はどうすれば?
上記で紹介したように、基本的にGoogle Meetで録画したものはGoogle ドライブに保存されます。
しかし、録画終了後すぐに保存が終わるわけではありません。
もしGoogleドライブ内にある録画した動画が処理中の場合は、視聴準備が整っていないため、少し待ってから再度アクセスしてみるのがおすすめです。
また、動画の準備ができ次第、会議の主催者と録画を始めたユーザーに対して録画した動画ファイルのリンクが添付されたメールが届きます。
そのため、メールが届くまで待ってみるのも良いでしょう。
6.Google Meetでの録画は簡単!
今回は、Google Meetの録画方法や録画時の注意点などを紹介しました。
Google Meetは気軽に録画できる一方で、有料プランの加入が必要です。
その一方、Filmoraの場合は基本無料で画面を録画できるからこそ、できる限りコストを抑えてGoogle Meetの録画を保存したいときにおすすめです。
どちらにしても、簡単に録画できるため、機能性や使いやすさなどを考慮して録画すると良いでしょう。
この記事でGoogle Meetでどう録画してよいのか悩んでいる方の解決策となれば幸いです。
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