これまで日本で流行したインターネットミームは数多くあり、棺桶ダンスや「さかなーチンアナゴー」、「5000兆円欲しい」などが挙げられます。
その上で過ごした2023年は、どのようなインターネットミームが流行しているのでしょうか。
この記事では、2023年12月までに登場したインターネットミームを7つピックアップして紹介しています。 また、流行っているミーム素材が搭載されている動画編集ソフト及びAIでミーム画像の作成方法もご紹介します。
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気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
1.2023年に日本で流行したインターネットミーム7選
2023年1月から12月までの間、流行したインターネットミームとしては以下の7つが挙げられます。
- ゴルファンタジスタ構文
- 強風オールバック
- INTERNET YAMERO
- 薩摩ホグワーツ
- 与謝野晶子
- パモさん構文
- ぼっち・ざ・ろっく!
それぞれどのようなものなのか、1つずつ紹介します。
①ゴルファンタジスタ構文
ゴルファンタジスタ構文は、2023年4月22日に発売されたデュエル・マスターズのカードパック「双竜戦記」のCMから生まれたインターネットミームです。
他のインターネットミームと比べるとそこまで大きな流行というわけではありませんが、さまざまな動画のオチとして用いられています。
使われるシーンはCMの後半部分であり、「ファー」という声とかっこいいBGMが魅力で、コラージュとしての組み合わせしやすさも流行の1つです。
方法①AI機能を活用してミーム画像を生成する
方法②Filmoraの画像編集機能を使って、ミーム画像を作成して保存する
方法③Filmoraのオンライン無料ミームメーカーを使ってミーム画像を作成する
②強風オールバック
強風オールバックはゆこぴさんが作詞作曲した曲であり、可愛らしいイラストと癖になるメロディ、そして日常的な歌詞が特徴です。
曲自体の人気も高く、2024年1月現在では7873万回再生以上されています。
基本的には歌ってみた動画として流行しており、好きなキャラクターや自分のキャラクターを組み合わせた動画が数多く投稿されています。
③INTERNET YAMERO
曲に関しては、強風オールバックだけではなくINTERNET YAMEROも流行しています。
強烈な歌詞とMVが特徴ですが、その中でも流行しているのがサビ部分のダンスです。
実際にTikTokやYouTubeのショート動画では、躁鬱ダンスという名前で数多くの踊ってみた動画が投稿されています。
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④薩摩ホグワーツ
薩摩ホグワーツは、2023年2月に発売された「ホグワーツ・レガシー」に関するTwitterをきっかけに流行したインターネットミームです。
強烈な言葉が多くの人の注目を集め、薩摩ホグワーツに関するコンテンツが数多く作られました。
主なものとして、ハリーポッターのテーマソングを和風にアレンジしたものやハーマイオニーのセリフを鹿児島弁で吹き替えたものなどです。
⑤与謝野晶子
与謝野晶子は歌人や作家、思想家として活躍した女性ですが、なぜかインターネットではミームとして変な方向に用いられている人物です。
2023年においてはMisskeyというSNSで流行し、関連した動画も作られました。
⑥パモさん構文
パモさん構文は、ポケットモンスタースカーレット・バイオレットというゲームに登場するパモというポケモンに関連したミームです。
ゲーム実況者であるジャック・オ・蘭たんさんが発した言葉をベースにしつつ、さまざまなアレンジ文章が作られました。
なお、ジャック・オ・蘭たんさん自体は昔から活動している方であるため、知っている方もいるかもしれません。
⑦パモさん構文
ぼっち・ざ・ろっく!ははまじあきさんによる4コマ漫画であり、2022年にアニメ化されました。
現在でもインターネットミームとして、アニメのシーンが用いられている動画が数多く投稿されています。
その1つが全方位中指というミームであり、上記のED動画に登場する喜多郁代というキャラクターの振り付けが中指を立てているように見えてしまい、コラージュとして使われるようになりました。
2.日本におけるインターネットミームの特徴
日本のインターネットミームには特徴があり、簡単にまとめると以下の3つが挙げられます。
- きっかけはサブカルチャー関連が多い
- 昔のミームが流行る場合もある
- ミームを用いたMADが作られる
それぞれどのような特徴なのか、1つずつ紹介します。
①きっかけはサブカルチャー関連が多い
日本のインターネットミームは、アニメや漫画などのサブカルチャー関連で流行するケースが多く、海外ほど実際の人物が登場するミームは多くありません。
例としてサブカルチャー関連のこれまで流行ったミームをまとめると、以下のとおりです。
- 止まるんじゃねぇぞ…(機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ)
- 帝京平成大学(ワンピース)
- マリ箱ダンス(宝鐘マリン)
- オイオイオイ 死ぬわアイツ(グラップラー刃牙)
- ラーメン三銃士(美味しんぼ)
有名なインターネットミームだからこそ、聞いたことがある方も多いはずです。
②昔のミームが流行る場合もある
日本では数多くのインターネットミームが流行してきたこともあり、昔のミームが再度話題を呼ぶケースもあります。
上記で紹介した与謝野晶子も同様ですが、他にも吉野家コピペが挙げられます。
吉野家コピペは2ちゃんねるで生まれた古いミームですが、2023年にTwitterに投稿された吉野家コピペ風のツイートの影響で突如注目を集めました。
元ネタを知っている人と知らない人でツイートへの反応が異なった影響もあり、一時的に再流行しました。
③ミームを用いたMADが作られる
日本の場合、ミームを使ったMAD動画が作られる傾向があり、その動画で流行する場合もあります。
MAD動画とは、個人がアニメやドラマといった既存の映像や音声を再編集して1つの作品にした動画のことです。
日本ではさまざまなMAD動画が投稿されており、ミームを取り入れたものも数多くあります。
上記で紹介したミームとしては、ぼっち・ざ・ろっく!や帝京平成大学などがMAD動画として用いられています。
3.日本と海外のインターネットミームの違い
日本だけではなく、海外でもインターネットミームが用いられています。
ただ、日本と比べると2つの違いがあります。
ここでは、日本と海外のインターネットミームの違いについてどのようなものなのか紹介します。
なお、主な海外インターネットミームに関しては以下の記事で紹介しているため、気になる方は読んでみてください。
2024年有名なネットミームの元ネタ一覧10選 【日本+海外】
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①ミーム映像の使い方が異なる
海外では、ミームとなる映像自体をそのまま自分の動画に取り入れるケースが多いですが、日本ではそのようなことはありません。
この背景として、日本ではそのまま動画を使ってしまうと、元ネタの著作権を持つ方とのトラブルに発展する恐れがあるためと考えられます。
仮に動画を使う場合、モザイクを加えるといった加工がされています。
ただ、そのまま動画を取り入れる海外の場合でも、ある程度のマナーを守って取り入れられています。
②ミームを使ったマーケティングがある
海外では、ミームを使ったマーケティングも行われています。
例えが高級ブランドであるグッチでは、世界中のミームクリエイターとコラボするプロジェクトを発足し、幅広い層に対してグッチの世界観をアピールしました。
日本の場合、日清食品がたべるんごのうたというミームの曲をアレンジしたCMを放映し、注目を集めました。
4.インターネットミームを使う際の注意点
インターネットミームを使う際には、以下のことに気をつけましょう。
- 著作権に気をつける
- 過度に改変しない
各注意点について、どのようなものなのか1つずつ紹介します。
①著作権に気をつける
魅力的な動画を作るためにミームを取り入れたくなるかもしれませんが、なんとなくで加えるのはおすすめできません。
特にインターネットへ投稿する場合、著作権に関したトラブルが生じる恐れがあります。
もしミームを取り入れた動画を作るのであれば、著作権のことを踏まえた上で編集するようにしましょう。
②過度に改変しない
オリジナリティを生み出すためにミームを加工したくなるかもしれませんが、過度に変えるのはおすすめできません。
理由として、元ネタが何なのかわからなくなってしまうためです。
ミームがわからなくなってしまうと、せっかくの面白さもなくなってしまうため、加工する際は最低限の範囲で済ませましょう。
5.インターネットミームを使った動画は簡単に作れる!
今回は、2023年に流行したインターネットミームやミームにおける日本と海外の違いなどを紹介しました。
インターネットミームはさまざまあり、動画に取り入れるのも簡単です。
そのため、この機会にミームを使った動画を作ってみてはいかがでしょうか。
なお、動画編集が初めての場合はFilmoraがおすすめです。
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