Filmoraユーザーガイド Mac版
スピード調整
編集では動画のスピードアップやスローダウンは、よく使われます。ここでは、MacのFilmoraで動画の速度を変更する方法をご紹介致します。
01「一定速度」で動画の速度を変更する
「一定速度」機能を使うと、選択したビデオクリップの速度を同じ速度に調整することができます。
①「一定速度」パネルを開く
タイムライン上で動画を選択し、その上にあるツールバーから「速度」アイコンをクリックします。そして、「一定速度」を選択します。

② 動画速度を一定速度に変更する
「速度」のスライダーを右または左にドラッグすると、再生速度を速くしたり遅くしたりすることができます。オプションで、「再生時間」に任意の値を入力すると、より正確な出力結果を得ることができます。

③ 動画をプレビューして保存する
プレビュー画面の再生ボタンをクリックするか、スペースキーを押して変更をプレビューします。右隅にあるOKボタンをクリックして変更を保存します。
注:
ビデオの音声を自然に保つために、オーディオピッチを維持するを有効にすることをお勧めします。02 スピードランプで動画再生速度を変更する
クリップの再生速度が一定の割合で変化する「一定速度」による変更に加え、動画の再生速度を複数の異なる速度に変更できる「スピードランプ」を利用可能です。動画の部分ごとに異なる再生速度を設定することができます。
① スピードランプパネルを開く
「速度」アイコンをクリックし、「スピードランプ」すると、インターフェースの右側にあるプロパティパネルにいくつか選択肢が表示されます。
デフォルト: スピードランプを適用しません。
カスタマイズ: デフォルトでは、デフォルトでは、5つの調整ポイントを操作して、動画速度を思い通りにカスタマイズできます。
モンテージ:デフォルトでは、選択したビデオに0.9倍、0.9倍、6.9倍、0.3倍、1.0倍、1.0倍の順で6つの調整ポイントが設定されており、それぞれ、スロー、スロー、ファースト、スロー、ノーマルの速度が表現されています。
ヒーローモーメント: デフォルトでは、選択したビデオに1.0倍、1.0倍、5.4倍、0.5倍、0.5倍、5.4倍、1.0倍、1.0倍の順で8つの調整ポイントが設定されており、それぞれ、ノーマル、ファースト、スロー、スロー、ファースト、ノーマルの速度が表現されています。
バレットタイム: デフォルトでは、選択したビデオに5.2倍、5.2倍、0.5倍、0.5倍、5.2倍、5.2倍の順で6つの調整ポイントが設定されており、それぞれ、ファースト、ファースト、スロー、スロー、ファースト、ファーストの速度が表現されています。
ジャンパー: デフォルトでは、選択したビデオに0.6倍、0.6倍、6.0倍、0.6倍、0.6倍で、それぞれ、スロー、スロー、ファースト、スロー、スローの速度が表現されています。
フラッシュイン: デフォルトでは、選択したビデオに5.2倍、5.2倍、1倍、1倍で、それぞれ、ファースト、ファースト、ノーマル、ノーマルの速度が表現されています。
フラッシュアウト: デフォルトでは、選択したビデオに1倍、1倍、5.2倍、5.2倍で、それぞれ、ノーマル、ノーマル、ファースト、ファーストの速度が表現されています。

② スピードランププリセットを選択してカスタマイズする
動画速度を複数の可変にするプリセットから1つを選択し、ご希望に沿ってカスタマイズしてみてください。変更された速度は、プレイヘッドが次の調整ポイントに到達するまでその速度が適用されます。プレイヘッドが調整ポイント間を移動すると、映像の速度は徐々に変化します。
セクションスピードの調整: 調整ポイントを上下にドラッすると、セクションの速度が増減します。
セクション範囲の調整: 調整ポイントを左右にドラッグして、任意の速度を適用する領域を変更します。
調整ポイントの追加: プレイヘッドを速度を変えたいポイントに合わせ、左の「+」のアイコンをクリックして調整ポイントを追加します。
調整ポイントの削除:調整ポイントを選択し、左の「−」のアイコンをクリックすると削除されます。
フリーズフレームの追加: 再生ヘッドをフリーズさせたいポイントに合わせ、「❄︎」のアイコンをクリックして、フリーズフレームを追加します。フリーズタイムを設定し、「OK」をクリックして保存します。
③ 動画をプレビューして保存する

スペースキーを押すか、プレビュー画面の再生ボタンをクリックすると、映像の修正内容がプレビューされます。設定を削除したい場合は、「リセット」をクリックします。また、「カスタムとして保存」ボタンをクリックすると、スピードランプの設定を保存することができます。