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平面トラッキング(Mac)

平面トラッキングは映像編集やビジュアルエフェクトのテクニックで、映像内の平面の動きを追跡するものです。平面トラッキングを使用すると、遠近法から見た建物の側面など、カメラに対して正面を向いていないオブジェクトをトラッキングし、そのオブジェクトに他の映像や画像を固定することができます。これにより、トラッキング対象のオブジェクトの遠近法に合わせて形状を変えながら、固定された映像や画像が動くようになります。

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Windows 7以降(64ビット)
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macOS 10.14以降の場合

このガイドでは、Mac向けの動画で平面トラッキングを使用する方法をご紹介します。

ステップ1:メディアファイルをインポートして、タイムラインに追加する

MacでWondershare Filmoraを開き、メディアファイルをインポートして、タイムラインに追加します。

import media files
メディアファイルをインポート

ステップ2:平面トラッキングを見つける

方法1: タイムライン上のクリップをダブルクリックして編集パネルを開きます。ビデオ > AIツールに移動し、平面トラッキングの横にあるボタンをクリックして機能をアクティブにします。

locate planar tracking from editing panel
編集パネルから平面トラッキングを見つける

方法2: タイムラインの下のツールバーのトラッキングアイコンをクリックし、トラッキングアイコンをクリックしてから、平面トラッキングを選択します。

locate planar tracking from toolbar
ツールバーから平面トラッキングを見つける

方法3: 上部のメニューバーでツールをクリックし、ビデオ > 平面トラッキングを選択します。

locate planar tracking from tools
ツールから平面トラッキングを選択

ステップ3:平面トラッキングを選択する

2つの平面トラッキングモードがあり、ニーズに最適なものを選べます。

planar tracker modes
平面トラッキングモード

オート平面トラッキングモード

トラッキングポイントの選択と調整

平面トラッキングを見つけたら、パネルの「オート」をクリックします。プレビューウィンドウで、トラッキングするターゲットを選択し、それに応じて4つのトラッキングポイントを調整します。

adjust the tracking points
トラッキングポイントの選択と調整

平面トラッキングを開始する

トラッキングポイントを調整したら、「開始」をクリックしてトラッキングを開始します。

平面トラッキングを開始する
平面トラッキングを開始

レンダリングモードに入ります。レンダリングモードはタイムライン上の1つのクリップのレンダリングにのみ対応しています。

render mode
レンダリングモード
注意:
この処理中には、タイムライン上のクリップはグレーアウトし、選択も移動もできなくなります。

トラッキングポイントを確認する

トラッキングが完了したら、タイムライン上で動画を再生し、4つのトラッキングポイントがターゲットオブジェクトを正しくトラッキングしていることを確認します。トラッキング結果が正しくない場合は、フレームごとに調整することができます。

preview tracking points
トラッキングポイントを確認

設定パネルでトラッカーを非表示または表示かを選択できます。

show the tracker
トラッカーを非表示または表示

高度平面トラッキングモード

トラッキングポイントの選択と調整

パネルの高度をクリックします。プレビューウィンドウで、トラッキングしたいターゲットを選択し、4つのトラッキングポイントを調整します。

select and adjust tracking points
トラッキングポイントの選択と調整

パネルで精度レベルを調整することもできます。

注意:
精度レベルを高くすると、処理時間が長くなります。
import media files
精度レベルを調整

平面トラッキングを開始する

4つのオプションがあります。動画に最適なオプションを選択して、トラッキングを開始します。揺れが大きい映像の場合は、フレームごとの解析をおすすめします。トラッキングを停止するには、プログラム内のどこかをクリックしてください。

平面トラッキングを開始する
平面トラッキングを開始
注意:
処理中には、トラッキングされたクリップとトラッキングボックスだけがプレーヤーに表示されます。タイムラインはグレーアウトされ、トラッキングされたクリップだけがハイライトされます。
render mode
レンダリングモード

トラッキングポイントを確認する

トラッキングが完了したら、タイムライン上で動画を再生し、4つのトラッキングポイントがターゲットオブジェクトを正しくトラッキングしていることを確認します。パネルでトラッカーの表示または非表示を選択できます。

preview tracking points
トラッキングポイントを確認

トラッキングをやり直したい部分については、エラーが最初に現れたフレームから調整し、再分析することができます。揺れが大きい動画の場合、フレームごとの分析方法を使用して、一度に1フレームずつ調整することができるため、正確なトラッキング結果を得ることができます。

adjust the tracking results
トラッキング結果を確認

ステップ4:リンクするエレメントを選択する

コンピュータからメディアをインポート、タイムラインクリップを選択、またはモザイクを適用することでエレメントをリンクすることができます。

タイムラインクリップ:タイムラインに動画や画像を追加したら、ドロップダウンメニューを使って、現在のクリップの上にあるクリップを選択します。

adjust the strength
タイムラインクリップからインポート

メディアをインポートする:「コンピュータからインポート」をクリックして、ローカルの動画や画像を追加します。

adjust the strength
コンピュータからインポート

モザイク:「モザイクを追加 」をクリックして、適用します。

adjust the strength
モザイクを追加

エレメントがリンクされると、「リンク 」アイコンが表示されます。リンクされたクリップに「コーナーピン」プロパティを追加します。

Body Effects
リンクするエレメントを選択

ステップ5:リンクされたエレメントのパラメータを調整する

リンクされたエレメントを選択し、トランスフォームパラメータを調整して、ご希望のサイズとトラッキングプレーン上の相対位置を設定します(スケール、位置など)。

adjust linked element parameters
リンクされたエレメントを調整

ステップ6:エクスポートして、共有する

編集が完了したら、エクスポートをクリックし、保存したいフォーマットを選択します。